格安スマホ用語集

格安スマホに関連した用語を分かりやすく説明します。
あ
IP電話(アイピーデンワ)
ネット通信を利用した電話。交換機の経由が少ないので電話回線より通話料金が安いのが特徴。但し、110番や119番など緊急通報用電話番号の利用や停電時の利用ができないというデメリットがある。
iOS(アイオーエス)
アップル社が開発しているオペレーションシステムの名前。同社が販売しているiPhoneというスマホにしか搭載されていないシステムで、操作性やデザインが高く評価されている。
赤ロム
代金不払いによる利用停止措置が取られたものや、窃盗品などの理由で使用できない違法性のあるスマートフォン。信頼性の薄い中古ショップや個人で販売していることがあるので注意。
アプリ
アプリケーションの略。電話やメールなどスマホでできることはすべてアプリを使用する。ストアと呼ばれるネット上のお店でアプリを購入する。
android(アンドロイド)
グーグル社が開発しているオペレーションシステムの名前。iPhone以外のスマホはandoroidを搭載している、という認知でも問題ないほど高いシェア率を誇っている。
SMS(エスエムエス)
ショートメールサービスの略。電話番号宛に文章メッセージを送信するサービスで、送信料は1通3円から。受信料は無料。Eメールのように写真、音声、動画は添付できない。格安スマホのほとんどが標準で利用できる。
MNO(エムエヌオー)
直訳すると「移動体通信事業者」。基地局を持つ大手の通信事業者を指すので、ドコモ、au、softbankといった大手キャリアはこれにあたる。
MNP(エムエヌピー)
ナンバーポータビリティの略。2006年から開始された、電話番号はそのままでキャリアを乗り換えることができるサービス。格安スマホへもこのサービスを使って乗り換えができる。
MVNO(エムブイエヌオー)
直訳すると「仮想移動体通信事業者」。格安スマホを提供している通信事業者を指す。逆に基地局を持っている大手キャリアはMNOという。
OS(オーエス)
オペレーションシステムの略で、スマホの基本的な部分を担うシステムのこと。スマホ業界では、apple社の開発している「iOS」とGoogle社が開発している「android」の占有率が非常に高い。このシステムの違いで機能性や操作性も大きく変わり、互換性が低下するので注意が必要。
か
キャリアメール
ドコモやauなどのキャリアが提供しているメールサービス。メールアドレスの最後にドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「ezweb.ne.jp」とキャリアの名称等が入っているのが特徴。他社に乗り換える時にメールアドレスを引き継ぐことはできない。格安スマホでキャリアメールと同格のメールアドレスは付与されないので注意が必要。
国際ローミング
海外で通話、メール、データ通信ができるサービス。国内の通信事業者が海外の通信事業者と提携しているので、海外の通信網でも利用することができる。格安スマホの場合、海外で使えるのは通話とSMSのみで、インターネット通信は提供されていない。利用料金は借り受けているキャリアに準ずる。
さ
SIMカード(シムカード)
回線情報が記録されているカード。このカードをケータイやスマホに挿入することで電話回線やネット通信回線を使用することができる。
SIMフリースマホ(シムフリースマホ)
どの通信業者のSIMカードでも使用できるケータイやスマホのこと。キャリアに縛られずに利用できるので、他社のSIMカードや海外のSIMカードでも使用できる。MVNOが販売しているスマホは基本的にこのSIMフリースマホである。
SIMロック(シムロック)
特定のキャリアのSIMカードしか使用できないよう、ケータイやスマホ端末にロックがかけられていること。2015年5月から総務省はキャリアに対しSIMロックを解除することを義務化した。SIMロックがかかっていない状態をSIMフリーという。
白ロム
SIMロックがかかっているスマホで、SIMカードを入れていない状態を主に指す。SIMロックがかかっていても販売先のキャリアのSIMカードであればカードを差し変えて利用できる。他に「赤ロム」がある。
周波数帯
総務省からキャリアに割り当てられる電波の事。良い周波数が割り当てられるほどつながりやすくなる。スマホ自体がその周波数に対応していなければ通信ができないので、不安な方はスマホをセットで購入するのがおススメ。
た
チャットアプリ
会話のように簡単にメッセージのやり取りができるサービスを提供するアプリ。メッセージ以外にも、写真や動画、音声、スタンプと呼ばれるイラスト型のメッセージなどのやりとり、さらに無料の通話やビデオチャットなどのサービスもある。日本では「LINE(ライン)」が人気。
テザリング
スマホを親機にして他の機器でインターネット通信ができる機能。PCやタブレット、ゲーム機などWi-Fiが装備されている機器は接続ができる。
データ容量
高速通信で使えるデータの量。ほとんどがGB(ギガバイト)という単位で表記される。例えばプラン名などに「1GB」とある場合、高速通信を使って1ヶ月に1GB分のデータをやりとりできる。
は
フリーメールサービス
インターネット接続業者(プロバイダー)が提供する、無料のメールサービス。格安スマホは「キャリアメール」が付与されないので主にこのメールサービスを利用する。「メールアドレス付与」となっていてもそれはフリーメールサービスであり、キャリアメールと同格のサービスではない。「Gmail(ジーメール」「ヤフーメール」が有名。Web(ウェブ)メールとも言う。
プリペイドSIM(プリペイドシム)
先払い型のSIMカード。コンビニや空港で簡単に購入することができる。クレジットカードの登録が必要ないので海外でも安心して利用でき、国際ローミングを使うより格安になる。
わ
Wi-Fi(ワイファイ)
無線の接続技術。インターネットの通信や、同じWi-Fiに接続されている機器同士のやりとりが無線でできる。無線LANも同じ意味を持つ。
Wi-Fiスポット(ワイファイスポット)
公衆無線LANの事で、だれでも無線のインターネット接続ができる場所を指す。フリースポットなど様々な呼び方がある。公共施設や商業施設に設置されていることが多い。無料と有料のものや、事前登録が必要であったりする。公衆のサービスなのでセキュリティーに注意が必要である。