
スマホで抜群の人気を誇るのがApple社のスマホ「iPhone」で、見た目や使いやすさは初期のころから評価を得ています。
格安スマホにしたいけど機種はiPhoneがいいという方に、iPhoneを格安スマホとして使う二通りの方法をご紹介します。
SIMフリー版を使う
現在、iPhoneを販売しているMVNOはありませんので、端末は自分で用意する必要があります。
SIMフリー版を使えば、どのキャリアでも、MVNOでもSIMカードを入れれば使うことができます。
iPhoneのSIMフリー版はAppleの公式サイトから購入ができます。
他のSIMフリースマホと違い、値段は格安ではありませんが、「Appleローン」というローン契約ができるので分割購入が可能です。
最大60回払いまで可能ですが、支払手数料が高くつくようになります。
SIMフリー版を購入すると購入後1年間の保証と90日間の無償電話サポートがついています。
さらに長期の保証サービスが必要な方には、Appleの保証サービス「AppleCare+ for iPhone」をつけることができます。
「AppleCare+ for iPhone」は、保証とサポートの期間が2年に延長され、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを低額で受けることができます。
SIMフリー版を使用する際は、MVNOが提供する端末保証オプションに入ることはできないので「AppleCare+ for iPhone」の購入をお勧めします。
さらに、総務省はSIMロックを解除することを義務化したので、2015年5月以降に発売されたキャリア端末(iPhoneは6sまたは6s Plus以降の機種)であれば有料でSIMロックを解除してもらうことができます。
いつ発売されたかわからない場合は、店頭または公式ホームページから確認できます。
白ロム版を使う
すでにお使いのiPhoneまたは白ロムのiPhoneは、契約先のMVNOが借り受けている回線とiPhoneの販売先のキャリアが合えば使用することができます。
現在、MVNOのほとんどがドコモ回線を使用しているので、白ロムのiPhoneを使うならドコモのiPhoneが無難でしょう。
auの白ロムを使うにはまだ問題が多いようです。
また、ソフトバンク回線を使用しているMVNOはY!mobileのみです。
白ロム版を検討する際は、使おうとしているiPhoneがどこのキャリアから購入したものかをよく確認しましょう。
また、白ロム版もMVNOが提供する端末保証オプションや、「AppleCare+ for iPhone」にも入ることはできないので、慎重な取り扱いとサポートなしでも解決できる知識が必要になります。