
格安SIMの需要が伸びるにつれ注目を集めるようになったのが「ガラケーと格安スマホの二台持ち」です。
これにはどのようなメリットがあるのでしょうか?ここで解説したいと思います。
格安スマホは音声通話に弱い
なぜ二台持ちに注目が集まっているのかと言うと、格安スマホの弱点として音声通話が上げられるためです。
格安スマホも音声通話に対応していますが、かけ放題プランというのが少なく大手キャリアのかけ放題に比べて高くなってしまいます。
最近では、IP電話などを利用して音声通話を安く抑えたり無料通話をセットに付ける会社が出てきていますが、音声通話の部分ではまだまだ格安スマホは大手キャリアに負けているのが現状です。
「データ通信の格安スマホ」と「音声通話のガラケー」の二台持ち
そこで、データ通信の安さが売りの格安スマホと、音声通話が強い大手キャリア、この二つの相互の弱点を補うために生み出されたのが「二台持ち」です。
大手キャリアのガラケーで音声通話やキャリアメールを補い、その他の部分をMVNOのSIMを搭載したスマホで行う事で、大手キャリアの契約よりも安くそして音声通話もかけ放題というメリットが生まれるわけです。
デュアルSIMや三台持ちという手も
この二台持ちというのは荷物が増えてしまうというデメリットがあります。
と言ってもタブレット+スマホという人も珍しくない現代においてはそこまで問題になりませんが、荷物が増えてしまうのが嫌だという人は格安SIMでも通話に強いSIMを選びデータ通信と二枚をデュアルSIM対応のスマホで運用するという方法もあります。
逆に荷物が増えても良いというのであれば、モバイルルーターを運用して「ガラケー+タブレット+モバイルルーター」という三台持ちをやるという手もあります。
これはタブレット以外にもノートパソコンやゲーム機、スマホのWi-Fi運用など、幅広い使い方が可能になるというメリットがあります。