
多種多様のサービスを展開するMVNOですが、その中でも「毎月の通信費の1%を発展途上国への寄付にする」というサービスを行っているのがもしもシークスです。
料金プランの面では音声通話に力を入れており、製品も独自の商品を並べている一方で、ドコモのアウトレット品のiPhoneを売るなど他社では実現が難しいようなサービスをやってしまう「もしもシークス」について解説します。
音声プランを重視したプラン内容
もしもシークスは今まで何回も大規模な料金プラン改正が行われてるので、今後どうなるかはわかりませんが、今のところ音声プラン重視のサービスを提供しています。
基本料金は音声通話付きで980円となっており、サービスで500MBの容量が付いています。
そこに、もしもシークスが提供している「かけたい放題」アプリを使えば、かけ放題プランを1,800円で利用できます。
そこまで電話をかけないという人であれば、5分間の通話がかけ放題の「かけ放題ライトプラン」もありますので、用途に合わせてプランを選ぶことができます。
その他に、契約と一緒に購入した端末の保証をする「もしも保証」といった自社独自の追加オプションも提供されています。
もしもシークスの目玉商品「スゴイ電話」
もしもシークスが提供している商品の中で一番目立つのは「スゴい電話」でしょう。
見た目は全くの固定電話なのですが、3G通信を利用する携帯電話で、アクセスポイント機能としてデザリングにも対応します。
利用用途としては、固定電話の回線が引きづらい場所で、一時的に共同で使う電話が必要、という場面が想定されています。
例えば、工事現場や短期の事務所、避難所といった場所で活躍が期待されています。
また、家庭でも電話回線をわざわざ引かなくていいというメリットがあるので、使い方次第ではかなり便利です。
この電話機は「ホムテル 3G」という名前で一般販売されていますし、こういった電話機は過去にもいくつか存在していました。
iPhoneを取り扱うレアな格安スマホ会社だが…
この他にも、格安スマホ会社としては珍しくiPhoneシリーズが取り扱い機種のラインナップに入っています。
ただし、これはNTTドコモが販売した物のアウトレット品という曰く付きの物で、保証はもしもシークスが提供する「もしも保証」にしか対応しない、など普通の端末購入とはかなり条件が違うので注意して検討する必要があります。