最近になって大手キャリアが「VoLTE」というキーワードを打ち出していたので、一度は聞いたことがあるかもしれません。
VoLTEとは簡単に言うと「LTE通信を利用した音声通話」のことです。
とはいっても、意味が良くわからないかもしれませんのでここで詳しく解説していきます。
これまでの音声通話の通信規格は「3G」
これまでガラケーやスマートフォン初期に使われていた通信規格を「3G」と呼びます。
これは携帯電話の通信規格第三世代(3th Generation)という意味です。
この通信技術が高速化し、2014年頃から現在のスマートフォンの主流通信規格である「LTE」が登場します。
これは、厳密に言うと第四世代(4G)と言えるものではないので3.9世代と呼ばれていました。
しかし、商業上3G携帯の次の世代ということで4Gと呼ばれることも多く、現在は定義の変更により4Gの一つとされています。
新技術のLTEが登場したことにより、現在のスマートフォンはLTE対応携帯となってますが、これはデータ通信に限っての話であり、現在でも音声通話の主流は3G規格となっています。
LTEはもともとデータ通信を想定して作られた技術なので音声通話は想定されていませんでした。
そこで、”音声通話もLTEで”という発想のもとで作られたのが「VoLTE」です。
3GからVoLTEにすると何が変わるの?
実用的な部分で何が違うのかというと、VoLTE同士の通話なら音声品質が向上します。
3Gに比べてLTEなら送信できるデータ量が多いので、よりクリアな音声を送ることができます。
また、LTEから3Gに通信を切り替える必要がなくなるので、通話しながらネットを使うこともできます。
さらに、高速通信なので呼び出しまでのスピードが向上しています。
ですので、今の音声通話をそのまま改良した技術と考えればいいかもしれません。
VoLTEは対応するケータイでしか使えないので注意!
注意点として、VoLTEはVoLTE対応の携帯電話でしか使えないということです。
ですから、VoLTE対応エリアでも未対応のスマホを使っているなら3Gで通話が行われます。
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