
MVNOのメインというのはスマートフォン向けの通信サービスですが、中にはいくつか変わり種ともいえるMVNOが存在しています。
その中でも最近になり注目を集めたのがシャープが参入したMVNOです。
プラン内容自体は一般的な格安SIMとそこまで変わらないのですが、「ロボホン」というロボット型スマホ専用のMVNOなのです。
ロボット型携帯電話「ROBOHON」
シャープがこのたび販売し、その奇抜なアイディアからテレビでも取り上げられた携帯電話?がROBOHONです。
このロボホンはandroid5を搭載し、本体メモリは16GBを持っているスマホなのですが、見た目は完全に二足歩行型ロボットで、歩くだけでなく人を覚えたり感情を表現する動きをします。
また中にはプロジェクターカメラを備えていますし、androidなので今後追加アプリを利用できるというメリットもあります。
非常に奇抜なアイディアなのですが、これは「愛着を持てるスマホを作りたい」という考えと「生活の中で活用できるロボット」の二つの方面から生まれた発想となっています。
デメリットとしては価格が約20万円と割とお値段が張るという所です。
これは、ロボットの価格としてはそこまで高い訳では有りませんが、シャープの高額製品の一つであるエアコンと比べるとさらに高い値段設定となっています。
ロボホン専用MVNO
このロボホンはSIMフリー機なので、ドコモ回線を利用するMVNOであればどれでも利用可能です。
しかし機能をすべて使うにはココロプランに加入する必要があるのですが、それと同時にシャープはロボホン専用MVNOを発表しました。
これはロボホンのココロプランとセットで利用するMVNOで、ロボホンを購入した際にセットで契約を行う事で、複雑な設定を行わず家に届いた瞬間から利用できます。
契約内容自体は特別珍しいという分けではなく、データ通信は1GB、3GB、5GBの三つから選ぶ事が可能で5GBで1580円、そこに700円追加する事で音声通話を利用できるという仕組みです。
因みにSMSも利用する事が出来るのですが、ロボホンはSMSは対応していません。